日常の見慣れた風景を改変するアート。いわゆる良く描けた壁の落書き。
スプレーやマジックなどを使い、街(壁や地下鉄車両など)をカンバスとしてペンキやスプレーで絵や文字を描くアート。
「ストリートアート」や「エアロゾール」とも呼びます。
またグラフィティを描く者を、ライターと呼びます。
一部では芸術活動としても認知され、適切な場所に描かれたものに関しては市民権を得て、都市景観の一部として採用される動きがあります。
許可なく公共物や他者の所有物にペイントと施した場合は、器物損壊の範疇にて取り締まられます。
現在のグラフィティは、既に「アート」から都市風景への回帰を果たしているように見えます。
書き散らされた落書き(タギング)を覆い隠すために、ストリートアートを施す事例があります。
従来は幾重にも書き散らされたタギングのために暗く荒んだ雰囲気のあった場所に、明るく楽しげなグラフィティ・アートを施して、割れ窓理論に絡んで犯罪抑止効果を期待する向きもあります。
ヨーロッパやアメリカ、近年では日本でも、特定の壁面をライターやグラフィティのために解放し自由に描いてもらおうという「リーガル・グラフィティ(合法的な落書き)のための壁面」を用意する自治体や建物所有者が現れるようになっています。
アーティストには見回りの目を気にしない発表の場を存分に提供し、同時に非合法な落書きを減らし、都市の装飾や観光にも使おうとのアイデアです。これには歓迎する立場と、非合法の落書きを減らすことにはならないと歓迎しない立場があります。
タギングとは、アートに満たない低レベルな落書きのこと。
近年では意味の無い単なる落書き化が激しく、個人的な存在主張の発露・低年齢化の傾向も感じさせます。
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